「SF」の分野も大好きで、大御所の<アーサー・C・クラーク>や<アイザック・アシモフ>・<ロバート・A・ハインライン>などはよく読みました。多くの本を処分してきましたが、今手元に残し、数年に一度読み直す単行本が、<ダン・シモンズ>の壮大な物語<ハイペリオン>シリーズ4部作です。
40億年におよぶ地球の相対的時間封鎖を解くと同時に、謎の「仮定体」は、地球と結ぶ巨大なアーチを出現させ、その先は未知の惑星「新世界」とつながっていました。
人類がこのアーチを使い自在に行き来をするようになって30年過ぎたある日、失踪した父親を探すために<リーサ>は夫と共に「新世界」にやってきます。
かたや火星人類の寿命延長措置を受けた「第四期」(幼年期・青年期・成人期をこえた)人たちのもとで、不思議な力を持つ12歳の少年が育てられていましたが、「新世界」に不思議な<灰>が振り注ぎ、「新世界」は一万年からの眠りから目覚めます。
前作『時間封鎖(上・下)』を読んでいないと、少し分かりづらい個所もありますが、「仮定体」として<不完全な自己犠牲および自己集合能力を持つ準有機体>との疑問はそのままで、続編に引き継がれていくようです。
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Posted at 2016-05-17 14:07
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Posted at 2016-05-17 16:46
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