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今年の読書(61)『無限記憶AXIS』ロバート・C・ウィルソン(創元SF文庫)

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今年の読書(61)『無限記憶A...
「SF」の分野も大好きで、大御所の<アーサー・C・クラーク>や<アイザック・アシモフ>・<ロバート・A・ハインライン>などはよく読みました。多くの本を処分してきましたが、今手元に残し、数年に一度読み直す単行本が、<ダン・シモンズ>の壮大な物語<ハイペリオン>シリーズ4部作です。

40億年におよぶ地球の相対的時間封鎖を解くと同時に、謎の「仮定体」は、地球と結ぶ巨大なアーチを出現させ、その先は未知の惑星「新世界」とつながっていました。
人類がこのアーチを使い自在に行き来をするようになって30年過ぎたある日、失踪した父親を探すために<リーサ>は夫と共に「新世界」にやってきます。

かたや火星人類の寿命延長措置を受けた「第四期」(幼年期・青年期・成人期をこえた)人たちのもとで、不思議な力を持つ12歳の少年が育てられていましたが、「新世界」に不思議な<灰>が振り注ぎ、「新世界」は一万年からの眠りから目覚めます。

前作『時間封鎖(上・下)』を読んでいないと、少し分かりづらい個所もありますが、「仮定体」として<不完全な自己犠牲および自己集合能力を持つ準有機体>との疑問はそのままで、続編に引き継がれていくようです。
#SF #本 #読書

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birdy
Commented by birdy
Posted at 2016-05-17 14:07

SFは読まないし、映画もあまり見ないです
いま、浅田次郎の「オ・マイ・ガッツ!」を読んでます

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ファルコン
Commented by ファルコン
Posted at 2016-05-17 16:46

浅田次郎さん、デビュー当時は経験を生かした犯罪物系の<キンピカシリーズ>など面白く読んでいましたが、歴史物まで幅広く手掛ける作家になりましたね。
SF系はとにかく長篇が多いので、好きな人でないと読み切るのは大変かもしれません。(苦笑)

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