毒ガスを使用した、クーデターは未遂のまま終わりましたが、毒ガス背造者の<松島>は、その後塾を経営、教え子の<天野>にクーデターの思想を受け継がせます。 <天野>は、<国重>が考えていた日本の国体として、議員を総辞職させ、官僚主体の国家にすべく、SNSを駆使して実際に毒ガスを発生させ、捜査一課特殊犯の刑事<峰脇>たちを翻弄させていきます。 50年前に企てられたクーデタ-が、現在に甦り、<峰脇>の過去ともリンクしながら、事件は終結に向かいます。