今年の読書(24)『ともえ』諸田玲子(文春文庫)
Apr
29
<芭蕉>は、郷里の伊賀上野でもなく、江戸でもなく、近江の義仲寺に祀られているのかがよくわかる内容でした。
その義仲寺境内で、一人の尼<智(智月)>に声を掛けた旅の途中の芭蕉は、年上の<智>に恋心を抱きます。
またこの義仲寺には、<芭蕉>が敬愛する<源義仲>と<巴御膳>が祀られていて、この二人の悲恋になぞるように<芭蕉>と<智>の交流が描かれていきます。
<巴御前>は、平安末期の信濃の国の女性で、『平家物語』では、源義仲に使える女武者ぐらいの知識しかありませんでしたが、本書で改めて彼女のすさまじい生き様を知りました。
Posted at 2017-04-29 18:59
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Posted at 2017-04-29 19:07
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Posted at 2017-04-30 00:01
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Posted at 2017-04-30 00:05
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