1994(平成6)年の12月3日。第三セクター鉄道の智頭急行が開業し、特急「スーパーはくと」がデビュー。京阪神と鳥取県方面が近くなりました。
この日、上郡(兵庫県上郡町)~智頭(鳥取県智頭町)間56.1㎞の智頭急行線が開通するまで、大阪~鳥取間の移動は特急でも4時間程度を要していましたが、同線の開通と特急「スーパーはくと」の運転開始によって2時間30分程度に大幅短縮。ほかの交通機関から利用客を獲得することに成功しています。
それに一役買っているのが、智頭急行の特急「スーパーはくと」用ディーゼルカー、「HOT7000系」です。乗り心地を維持したままカーブを高速で通過できる「振り子装置」を搭載し、最高速度は130㎞スラッシュh。優れた走行性能を誇ります。
ちなみに「HOT7000系」の「HOT」は、智頭急行が通っている兵庫県、岡山県、鳥取県の頭文字をそろえて名づけられています。
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