本日「井原鉄道」開業
Jan
10
この「井原鉄道」は、国鉄時代の1966(昭和41)年に建設が始まったものの、国鉄再建法によって建設が凍結された井原線を、地元が引き受ける形で誕生した第三セクター鉄道で、岡山県や広島県、沿線市町村のほか、両県内の有力企業や福山・笠岡地域のバス会社である井笠鉄道・鞆鉄道・中国バス等が出資しています。
「井原鉄道線」は先述の通り総社~神辺間41.7㎞を結びますが、うち総社~清音間の3.4㎞はJR西日本・伯備線と線路を共用しているのが特徴のひとつです。一見、「直通運転」のようにも見えますが「共用」であり、JR伯備線の線路を走っていても列車は井原鉄道としての営業であるため、「青春18きっぷ」などで総社~清音間において、井原鉄道の列車に乗ることはできません。