本日は「新選組の日」
Mar
12
1863(文久3)年のこの日、京都・壬生に詰めていた新選組の前身「壬生浪士組」に、会津藩主で京都守護職の<松平容保>から会津藩預りとする連絡が入り、新選組が正式に発足しました。
元々壬生浪士隊は、<清河八郎>の提案で、事件が頻発している京都の警護に当る為に幕府が江戸で募集をしたものです。1863年2月に江戸を出発しましたが、京都に着いた途端、<清河>が壬生浪士組の目的は尊皇攘夷だと言い出したため、浪士組は空中分解してしまいました。
まもなく幕府の帰還命令を受けて<清川>ら209名は江戸に戻りましたが、<近藤勇>・<芹沢鴨>・<土方歳三>ら24名はそのまま京都に残留しました。<松平容保>の配下に入り、8月に「新選組」と改称しています。その後、約4年間にわたり、京都で尊皇攘夷派・倒幕派の弾圧を行ないました。
1867(慶応3年)年6月に幕臣に取り立てられ。翌年に戊辰戦争が始まると、旧幕府軍に従い転戦しましたが、同戦争終戦と共に解散しています。