兵庫県と神戸市は28日、インドネシアから神戸市中央区の神戸港に陸揚げされたコンテナの内部から、特定外来生物の毒アリ「アカカミアリ」十数匹が発見されたと発表しています。
県などはコンテナ周辺などを殺虫処理し、外に出たアリがいないかどうかを調べています。
県によると、コンテナはインドネシア・ジャカルタから人工島ポートアイランドにある神戸港のコンテナヤードに海路で運ばれ、4月5日に陸揚げされ保管された後、同26日に同県播磨町の工場で開封された際に内部からアリが見つかっています。同28日に専門家が十数匹を「アカカミアリ」と特定。女王アリはおらず卵はなかったとのことです。
「アカカミアリ」はより強い毒性を持つ 「ヒアリ」 の仲間で、米国南部から中南米にかけて分布。神戸港では昨年6月、貨物に紛れて侵入したとみられる約100匹が初めて見つかっています。
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