幻の「1/2ルーブル記念硬貨」@ロシア連邦中央銀行
Jul
8
開催国でありながらもFIFAランキングは(70位)と参加32チームで最も低く、大会前には下馬評の低かったロシア代表。だが予想外に順調な戦いを見せ、危なげなくグループAリーグを突破すると、決勝トーナメント1回戦では優勝候補の一角であるスペイン(10位)を破る快挙を成し遂げました。
現地時間7日に行われた準々決勝ではクロアチア(20位)が相手です。もし勝利を収めて準決勝進出を果たせば、ソ連代表として出場していた1966年大会以来52年ぶりの快挙でした。
ロシア連邦中央銀行では、準決勝に進んだ場合に記念硬貨を発行するとして、そのデザインもツイッター公式アカウントで公表。その片面には「1/2」の数字と、「FIFA2018サッカーワールドカップ・ロシア大会」の文字が入れられています。
「1/2ルーブルは約0.88円。同額にあたる「50カペイカ」の硬貨はすでに存在しています(1ルーブル=100課平か)。「1/2」という表記は、ロシア語も含めて言語によっては準決勝のことを「1/2ファイナル」のようにも呼ぶことに由来すると思われます。
残念ながらクロアチアとの試合は(2-2)のあとPK戦となり(3-4)でロシアは準々決勝で敗退となり、新硬貨「「1/2ルーブル」は幻に終わりました。