気になる深海魚「ナツシマチョウジャゲンゲ」
Aug
14
第1弾は本来、南日本の内湾や汽水湖で揚がる魚「ヒメコトヒキ」(スズキ目シマイサキ科)、第2弾は本来、南日本、東シナ海、中国沿岸で揚がる魚「クログチ」(スズキ目ニベ科)が東京湾初確認。
今回は、東京湾唯一の深海漁を行う伝説の漁師の「深海刺し網漁」に密着。最も深いという東京湾海底谷で、世界3例目となる「ナツシマチョウジャゲンゲ」が見つかりました。さらに東京湾初発見となる「ヒゲキホウボウ」「ヒウチダイ」「ナンヨウキンメ」が続々と捕獲しています。
「ナツシマチョウジャゲンゲ」(スズキ目ゲンゲ科)は2009年に相模湾沖で発見され、新種登録された深海魚。昨年3月には、沼津港深海水族館(静岡県沼津市)が2匹捕獲し、展示。底引き網漁の網に引っ掛かり、漁船に乗っていた水族館員が見つけています。体は赤く細長く、体長約15センチ。世界中の水族館を見渡しても、生きた状態で展示された例はないという。今回が3例目になります。
また、東京湾にも存在するサンゴ礁を徹底的に調べるため、AKB48の<大家志津香>(26)が自ら潜水。すると、2015年に東京湾で明治時代の1880年以来135年ぶりに発見された甲殻類「ムギワラエビ」を確認。15年以降、見つかったという報告がなく、絶滅したと思われていましたが、今回、その姿を捉えたいます。