「ミネルバ2-1」@小惑星「リュウグウ」(5)
Aug
23
「はやぶさ2」は来年末までに計3回の着地を計画。うち2回で「リュウグウ」の地表の物質、1回で地下の物質をそれぞれ採取し、平成32年末ごろ地球に帰還する予定です。
初回の着地点についてチームは、赤道の南北約200メートルの範囲を対象に、傾斜が緩やかで平坦なこと、付近の岩の高さが50センチ以下であることなどを条件に検討。岩が多いため選定作業は難航しましたが、候補地をまず15カ所に絞り込んだ上で、赤道上の尾根の1カ所を選んでいます。
9月12日と10月中旬に高度20~30メートルまで降下する訓練を実施し、安全に着地できるか検証、地表を観測する小型ロボットは、日本の「ミネルバ2-1」の2基を9月21日に、ドイツとフランスの「マスコット」を10月3日にそれぞれ投下される予定です。