神戸：ファルコンの散歩メモ

コンビニ大手ローソンの子会社で８月に銀行免許を取得したローソン銀行が本日１５日、営業を開始しました。スマートフォンのアプリなどを通じ口座開設の申し込みを受け付けています。小売り系の銀行では、セブン銀行やイオン銀行が先行し、存在感を示しています。顧客の利用拡大に向け、後発のローソン銀がどのような独自性を打ち出すかが注目されます。

ローソン銀は営業開始に合わせたキャンペーンとして、コンビニ店舗に設置した現金自動預払機（ＡＴＭ）の利用者に、ローソンの人気商品「からあげクン」の割引券を提供します。

今後は地元商店街と協力して商品割引券を発行するなど、地域との連携にもＡＴＭを生かす考えです。当面は全国約１万３０００台のＡＴＭから得られる手数料収入がローソン銀の収益の柱となります。

新たな事業として、現金を使わないキャッシュレス決済にも取り組む。小売店に手数料負担が生じるクレジットカード会社を介さず、独自の決済基盤を構築し、運営コストが低いキャッシュレス決済の実現を目指します。