本日のこの日「初代新幹線0系」定期運行終了
Nov
29
この車両がデビューしたのは1964(昭和39)年の10月1日。初の新幹線路線である東海道新幹線の開業と同時でした。それから44年間、「0系」は「世界初の高速鉄道車両」として、200km/h以上で走り続けたことになります。
44年もの長期間にわたって「0系」が走り続けた理由としては、古くなった「0系」を新型車両ではなく、新車の「0系」で置き換えたことが挙げられます。赤字等の問題に揺れる当時の国鉄において、新型車両の導入は難しい状況だったことなどが、その背景にあります。
「0系」は1999(平成11)年9月18日、東海道新幹線での定期運行を終了。そして2008(平成20)年11月30日に山陽新幹線でも定期運行を終了し、その営業運転は臨時の「さよなら運転」を残すのみになりました。