1軍登録枠29選手に拡大@日本野球機構
Dec
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出場登録の選手数を増やす案は、昨オフからセ・リーグの球団を中心に協議されてきました。交流戦でパ・リーグに9年連続で負け越していることから、打者を育成するために野手の出場機会を増やす方法を模索。パが採用している指名打者制の導入も検討されましたが、最終的には1軍の枠を1人増やすことで落ち着いたようです。
出場選手登録から外れると再登録には10日間が必要。ベンチ入りの人数が変わらなくても、1軍の枠が広がれば、登録を抹消せずに試合ごとに入れ替えるベンチ入りメンバーの選択肢が増えるため、より柔軟な選手起用ができるようになります。
元々、1軍登録の1人増は日本プロ野球選手会との“交渉カード”として浮上したものだった。選手の出場機会が増えるだけでなく、フリーエージェント(FA)権の資格取得条件である1軍登録日数の計算でも選手に有利な改定となります。
野球協約第81条の(2)で「出場選手として登録される選手数は、常時28名以内とする」と規定されているため、野球協約改定委員会を開き、協約を改定します。