< 世界初の米クリューガー社のアルミ缶(缶の側面に缶ブタの開け方が表示されています) >
世界初の缶ビールは84年前の1935(昭和10)年1月24日に、米クリューガー社がコーントップ型と呼ばれる王冠を用いた缶ビールを発売しています
日本初の缶ビールは朝日麦酒が1958(昭和33)年に発売したスチール缶でしたが、世界的には、米国のクリューガービールが1935年の今日1月24日に発売したものが第1号です。
その時のブランド名は「KRUEGER’S FINEST BEER」と 「KRUEGER’S CREAM ALE」でした。
アメリカと日本での缶ビールの初登場には、しかし、その缶そのものに大きな違いがありました。
日本の缶ビールより早く登場したクリューガー社の缶は初めからアルミ缶だったのに対し、日本最初の缶ビールは鉄製、つまりスチール缶でした。
缶ビール発売の頃は、米国経済は漸く不況を脱し始めた時代の事で、クリューガー社の缶ビールは当時人気を博した様ですが、他社が追随せず、いつのまにか米国のビールは従来の瓶ビールに戻ってしまったとか。
サッポロビールでは1965年(昭和40)にプルタブを用いた缶ビールを発売。缶蓋はアルミとなりましたが、缶底と缶胴は旧来のスチールでした。ツーピースのオールアルミ缶への変更は1972年。この頃から、自販機の普及もあり缶ビールは浸透していきます。 現在のステイオンタブに移行したのは1990(平成2)年です。何故か最初は鉄のスチール缶(業界で言うところのスリーピース缶)で、重く不評でした。スチール缶が胴体、蓋、底の3部分をかしめて出来ていたのに対し、アルミ缶は深絞りの技術で胴体と缶底が一体化し、それに缶蓋がついたツーピース缶で、軽く、使用後はつぶしやすいという特徴があります。
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Posted at 2019-01-23 13:55
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Posted at 2019-01-23 13:57
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