< 「ミズダコ」の赤ちゃん(画像:越前松島水族館) >
福井県坂井市の越前松島水族館で、ふ化したばかりの「ミズダコ」の赤ちゃんが展示されています。体長約1センチの稚ダコが水槽の中でフワフワと泳ぐ愛らしい姿が人気を集めています。
「ミズダコ」は体長約3メートル、体重約30キロの大きさにまで成長する世界最大級のタコ。名称は、マダコよりも水分が多いためが由来です。
母ダコは昨年2月に福井市沖で交尾後に捕獲されました。「ミズダコ」は、一生に一度だけ産卵します。6月に数万個に及ぶ卵を産み、今月23日ごろからふ化し始めたとか。
「おさかな館」内の特設水槽には、半透明の稚ダコ25匹が気持ちよさそうに泳ぎ回っています。小さいながらも吸盤の付いた足があり、時折墨を吐くこともあるといいます。展示は3月下旬ごろまで行う予定。
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