賃貸アパート大手「レオパレス21」の施工不良問題で、天井の設計書類の一部に誤りがあったにもかかわらず社内でチェック機能が働かずに下請け業者に工事を任せたことが、明らかになっています。 不正は業者任せによるずさんな管理体制が招いた可能性が大きく、外部調査委員会が原因究明を進めています。 天井の設計書類の準耐火構造リストには建築基準法の規定に基づき強化石膏ボードとロックウール吸音板の二つの部材を用いると正しく表記されていました。 しかし矩計図にはロックウール吸音板ではなく、材質が似ているが別物の化粧石膏ボードと誤った表記があり仕上表にも誤表記があったようです。