「月面装甲車」の開発@トヨタ
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月面を走る車は、米アポロ計画でも電池で動くバギーが活躍しました。ただしオープンカーだったため、乗車の際に宇宙服を着なければなりませんでした。空気で満たされた車が月面を走れば世界初となります。
探査車は、全長6メートル、幅5・2メートル、高さ3・8メートルでマイクロバス2台分の大きさ。空気で満たされる与圧された居住空間は4畳半ほどの13立方メートルで、2~4人が長期間滞在しながら移動することが可能となります。
FCVは、燃料の水素を酸素と反応させて発電し、モーターで走る自動車。クレーターや丘など月の過酷な環境下でも1万キロ以上走破できる探査車の開発をめざすといいます。
JAXAは2030年代をめどに、日本人宇宙飛行士による月面探査を構想しており、月面車の活躍が期待されます。