久慈~盛(さかり、岩手県大船渡市)163キロを一貫運行する三陸鉄道(本社宮古市)の「リアス線」が3月23日、全国最長の第三セクター鉄道として開通します。初日は新たに路線として加わる宮古~釜石間で記念列車が2往復。東日本大震災で鉄路が不通となっていた被災地で、8年ぶりに乗客を乗せた列車が走ります。
3月23日の北リアス線(久慈~宮古)と南リアス線(釜石~盛)は従来通りの運転。24日から新ダイヤに移行し、久慈~盛の全線の直通列車は久慈発3本、盛発2本の上下5本を運行する。北リアス線の運賃は現行通りで、久慈~盛が片道3710円となります。
新区間は、南北リアス線の中間にあったJR山田線の宮古~釜石(55.4キロ)。JR東日本が津波で甚大な被害を受けた鉄道施設の復旧を進め、約30億円の移管協力金などを支払った上で、三鉄に移管しました。
三陸鉄道は一貫運行に備えてJR東日本からの出向社員12人を迎え、新車両8台を導入。安全運転に向け、2月初めから訓練運転を繰り返してきています。
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Posted at 2019-03-22 04:54
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Posted at 2019-03-22 13:41
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