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- <バンクシー>英議会風刺作展示@ブリストル市立美術館
< 「自治議会」(画像:ブリストル市立美術館) >
英国の正体不明の路上芸術家 <バンクシー> の代表的な作品の展示が、10年ぶりに南西部ブリストル市立美術館で始まっています。チンパンジーたちが英議会下院の本会議場で討論する姿を描いたもので、政治を痛烈に風刺する内容。欧州連合(EU)離脱が混迷を深めているだけに、一段と英国民の共感を呼びそうです。
作品名は「自治議会」(「退化した議会」との意味も)。キャンバスに描かれた<バンクシー>の代表作の一つで、所有者からの貸し出しを受け、3月28日から約5カ月間展示されます。ブリストルの美術館では2009年にも展示され、来場者数は30万人以上に達したとのこと。<バンクシー>は、ブリストル出身との説もあります。
EU離脱はもともと3月29日に予定されていましたが、議会で離脱合意案の承認が得られず、少なくとも4月12日まで延期されています。美術館は公式ウェブサイトで「こちらの『議会』はEU離脱の期限までに間に合った」と皮肉っています。<バンクシー>は公式インスタグラムへの投稿で、「ブリストルの美術館がEU離脱の日を記念するために展示する」と紹介しているとか。
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