< 「ホモ・ルゾネンシス」の歯の化石(画像:フランス国立自然史博物館研究チーム) >
フィリピン・ルソン島の洞窟で見つかった歯などの化石が新種の原人と分かったとフランス国立自然史博物館などの研究チームが10日付の英科学誌『ネイチャー』に発表しています。
現生人類のホモ・サピエンス(新人)が到達する前にいたと考えられ、アジアでは「北京原人」(約70万年~40万年前)などに続き5種類目となります。
化石は5万年前から6万7千年前のものと推定。アジアではこれまでに「北京原人」のほか、「ジャワ原人」(役120万年~5万年前)、2004年に報告されたインドネシアの「フロレス原人」(10万年~6万年前)、台湾沖で化石が見つかった「澎湖(ほうこ)人」(約19万年~1万年前)が知られています。
これまで知られている初期人類とは特徴が異なることから、研究チームは新種と判断し「ホモ・ルゾネンシス」と名付けています。
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Posted at 2019-04-11 05:31
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Posted at 2019-04-11 05:33
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