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- 「ウスイロニセホンヤドカリ」@海洋博公園沖縄美ら海水族館
< 「ウスイロニセホンヤドカリ」(画像:海洋博公園沖縄美ら海水族館) >
沖縄美ら海水族館(沖縄県本部町)は4月11日、深海に生息するヤドカリ「ウスイロニセホンヤドカリ」の国内で初めての展示を開始したと発表しています。同館の「深海の小さな生き物」エリアで5月6日まで2個体を展示されています。
ヤドカリは、同水族館を管理運営する沖縄美ら島財団が2018年5月に行った深海生物調査で、伊江島沖水深620メートルに仕掛けわなに4個体が偶然入っていました。これまでインドネシアで発見され、ニューカレドニアとオーストラリアでの採取記録がありますが、日本での採取は初めてになります。体の色が白っぽく、ホンヤドカリ属に形態が似ていることから、「ウスイロニセホンヤドカリ」と命名されています。
今回の捕獲・飼育で体色や肉食であること、性質はおとなしいことが判明。大きさはハサミ脚から尻尾まで約10センチと大型で、宿貝にイソギンチャクの仲間を共生させているのも特徴だといいます。
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