東京都の<小池百合子>知事は19日の記者会見で、都所有の防潮扉に描かれていた英国の正体不明の芸術家<バンクシー>の作品に似た絵について、4月25日から5月8日まで、新宿区の都庁第一本庁舎2階で公開すると発表しています。
<小池>知事は専門家の意見を踏まえた結果、「バンクシー作品の可能性が高い」と述べています。
絵は、傘を持ったネズミとみられる動物が描かれています。<小池>知事は、「公共物への落書きを容認しているわけではない」と指摘。「(専門家などから)恐らく本物であるというヒアリングを受けている」と明かし、その一方、「ストリートアートなので、本人が認めない限り100%本物とは言えない」とも指摘しています。
作品の展示を巡り、インターネット上では「都は落書きを認めるのか」との批判や、反権力や 社会風刺 をテーマにすることが多い<バンクシー>を、公権力である都が扱うことを皮肉る意見もあるようです。
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