宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、探査機「はやぶさ2」による小惑星「リュウグウ」への2回目の着陸を、7月11日(木)に行うと発表しています。
4月につくった人工クレーター 付近に散乱した地下の岩石を採取することは科学的な意義が大きく、安全に着陸することも可能だと判断したようです。
「はやぶさ2」は2月に
最初の着陸 を果たし、既に表面の岩石採取に成功したとみられています。しかし表面の岩石は宇宙線や太陽風などにさらされて風化していると考えられており、風化していない地下物質の採取が重要視されています
11日に何らかの理由で延期になった場合は、22日の週に再挑戦する予定です。2回目の着地後は小型ロボットの投下や上空からの観測を行う計画で、来年末に地球に帰還します。