画家<カラバッジョ>の「ホロフェルネスの首を斬るユディト」競売前に売却
Jun
26
購入したのは「有名美術館に近い」外国人バイヤーだそうで、価格は非公表となっています。
この作品は、ユダヤ人女性「ユディト」が古代アッシリアの将軍「ホロフェルネス」の首をはねる旧約聖書の物語を描いたもので、1606年の作品とされています。2014年、トゥールーズの民家の屋根裏から発見されました。
専門家は最高1億5000万ユーロ(約183億円)の価値があるという見方を示す一方、一部の専門家からは本物かどうか疑う声もでています。ルーブル美術館は購入を見送ったようです。<カラバッジョ>が同じ題材で最初に描いた「ホロフェルネスの首を斬るユディト」(1598年)は、ローマの国立古典絵画館が所蔵しています。