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- 「コツメカワウソ」の商業目的での輸出入を禁止@ワシントン条約
「コツメカワウソ」(画像:wikipedia)
スイスのジュネーブで開催中のワシントン条約の締約国会議の委員会は26日、日本でもペットとして人気が高まっているイタチ科ツメナシカワウソ属の「コツメカワウソ」の商業目的での輸出入を禁止する議案を採択した。28日の会期末までに開かれる全体会議で承認される見通しです。
絶滅のおそれがある動植物の国際取引を規制するワシントン条約で「コツメカワウソ」は、商業目的での取引が一部可能な「付属書2」に分類されていますが、フィリピンなどが学術目的などでの取引しか認めない「付属書1」への移行を提案し、採択されました。委員会は、「ビロードカワウソ」についても25日に付属書1への移行を採択しています。
「コツメカワウソ」はカワウソの中で最も小さく、体長は50センチほどで東南アジアなどに生息する。ネットメディアで紹介されたことなどで近年、人気を集め、日本では「カワウソカフェ」もできています。
自然保護団体はブームを背景に密輸が横行し、日本で高値で取引されていると指摘。個体数の減少につながっていると批判していました。
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