地理的表示(GI)保護制度に登録された「比婆牛」(画像:農水省提供)
農林水産省は9日、地域の農林水産物や食品のブランドを守る地理的表示(GI)保護制度の対象に、広島県の牛肉「比婆牛」と鮮魚「豊島タチウオ」、滋賀県のソバ「伊吹そば」、北海道のジャガイモ「今金男しゃく」の4品目を追加したと発表しています。総登録数は「86」になります。広島県の産品のGI登録は初めてです。
農水省によりますと、「比婆牛」は黒毛和牛の牛肉で、やわらかい舌触り。「豊島タチウオ」は広島県呉市の豊島周辺で取れ、表皮が銀白色に輝く美しい外観が特徴です。
「伊吹そば」は滋賀県米原市で生産される小粒のソバ。「今金男しゃく」は北海道の今金町とせたな町が産地で、でんぷん含有率が13.5%以上と品質が安定しています。
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