<エリウド・キプチョゲ>フルマラソン2時間突破
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全行程の約90%が直線で高低差がほとんどない特設コースで、40人のペースメーカーが何度も入れ替わって引っ張り、自転車から飲み物を受け取るなど特殊な補助を受けてのレースでした。
2016年リオデジャネイロ五輪のマラソン金メダリスト(2時間08分44秒)は、2017年5月6日にもスポーツ用品大手ナイキの企画でイタリアのモンツァ・サーキットで挑戦、当時の男子マラソン最高記録(2時間02分57秒)を上回る2時間0分25秒でした。しかしこの企画は特別な環境下で実施されたものであったため、記録は国際陸上競技連盟が認めたものではなく、非公式記録とされています。
その後、2018年9月16日のベルリンマラソンにて従来の世界記録を1分強も縮める2時間01分39秒と言う驚異的な世界新記録を叩き出して2連覇を達成しています。これにより、初めて2時間1分台に突入した初めての選手となっています。