月面・南極付近(画像:NASA)
米航空宇宙局(NASA)は25日、月面の地下にある水の位置を測定するため、2022年12月に探査車を打ち上げると発表しています。
月には水が氷の状態で存在することが確認されており、人類による 2024年の月面再訪 をにらみ、重要資源となる水の「現地調達」につなげるのが狙いです。
「VIPER」と呼ばれる探査車はゴルフカートほどの大きさで、サンプル採取用のドリルなどを搭載。民間のロケットで打ち上げられ、月の南極付近に着陸する予定です。
探査期間は100日程度を想定し、四つの車輪で数キロを移動しながら地中の水を探ります。計画に携わる科学者は、探査によって「水がどの場所に最も集中し、どのくらいの深さで到達できるかが分かる」としています。
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