中央<岩渕真奈>(INAC神戸レオネッサ)
サッカー女子の日本代表 「なでしこジャパン」 は10日(日)、福岡県北九州スタジアムで南アフリカと強化試合を行い、キャプテンで守りの要の<熊谷紗希>選手(29・オリンピック・リヨン)が代表110試合目で初ゴールをあげるなどして「2対0」で勝ちました。
世界ランキング10位の日本は来年の東京オリンピックに向けた強化の一環として、世界55位の南アフリカと対戦しました。
そして23歳の<土光真代>選手(日テレ・ベレーザ)をセンターバックで初先発させたほか、ミッドフィルダーで19歳の<遠藤純>選手( 日テレ・ベレーザ)を左サイドバックで起用する新しい布陣を試しました。
日本は立ち上がりから主導権を握り、前半20分にコーナーキックのボールに<土光>選手が走り込んでシュートを打ち、そのこぼれ球をキャプテンの<熊谷紗希>選手が頭で押し込んで先制しました。<熊谷>選手は代表110試合目で初ゴールとしています。
さらに41分にはエースの<岩渕真奈>選手( 26・INAC神戸レオネッサ)からのパスをゴール前で受けた<菅澤優衣香>選手(29・浦和レッドダイヤモンズ・レディース)が、体を反転させながらコースをねらう巧みなシュートで追加点をあげました。
日本は守りでも身体能力の高い南アフリカに対して、しっかりと組織的なディフェンスを見せて得点を与えず、「2対0」で勝ち、先月のカナダ戦に続いて強化試合を2連勝としています。
このあと日本は来月、韓国で行われる東アジア選手権に出場する予定です。
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