京都市内の宿泊施設の客室数の推移
京都市の<門川大作>市長(68)は20日の記者会見で、市中心部での宿泊施設の急増について「市民の安心・安全や、地域文化の継承を重要視しない宿泊施設の参入を今後はお断りしたい」と述べています。
京都市に立地する宿泊施設の客室数は、市が2020年までに必要と試算した4万室を既に突破し、今後2年間のうちに5万室を上回る見通しであることが試算されています。市内では訪日外国人の増加を背景に「お宿バブル」とも呼ばれるホテルの建設ブームが続き、地価高騰や交通機関の混雑を引き起こしていますが、供給過剰の懸念も強まっています。。
反面、オフィスや住宅の需要にこたえられていないということで「(誘致方針からの)大転換で、覚悟を決めてお断り宣言した」と説明しています。
市では、観光客急増で公共交通機関が混雑するなど、市民生活に影響を及ぼす観光公害「オーバーツーリズム」が問題化。<門川>市長は「京都は観光のための都市ではなく、市民の暮らしを大事にしなければいけない」と指摘しており、市が策定中の観光基本指針にも盛り込むといいます。
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Posted at 2019-11-20 14:09
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Posted at 2019-11-20 15:21
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