スペイン・マドリードで12月2日より開かれています国連気候変動枠組み条約 「第25回締約国会議(COP25)」 で、国際的な環境NGO「CAN(Climate Action Network )」は3日、地球温暖化対策に消極的な国に贈る「化石賞」に日本を選んでいます。
皮肉を込めた「化石賞」は他に、森林火災で多数のコアラも被害を受けたオーストラリアとアマゾンの深刻な森林火災の対応に大統領が消極的だとされているブラジルにも贈られました。
<梶山弘志>経済産業相が3日の記者会見で、温室効果ガスの排出源となっている石炭火力発電について、「化石燃料の発電所は選択肢として残しておきたい」と述べたことを理由としています。
国連の<グテレス>事務総長は2日のCOP開幕時に、石炭火力発電への依存をやめるよう訴えていました。NGOは、この翌日に経産相が石炭火力を継続する考えを表明したことについて、「気候変動の危機に立ち向かおうとする人々の努力に水を差す」と批判しています。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account