今年の読書(11)『映画の名言』品川亮(三才ブックス)
Feb
21
「名言(セリフ)」と監督名・制作年・映画の要約が、1ページにまとめられていますので、どこから読んでも楽しめる体裁です。
ただ、「名言・(セリヅ)が、縦書き・横書きとあり、統一感がなく少しどうかなぁと感じました。
本書には、『七人の侍』(1954年・監督: 黒澤 明)の「他人(ひと)を守ってこそ自分も守れる。おのれの事ばかり考える奴は、おのれをも亡(ほろ)ぼす奴だ」、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年・監督: ロバート・ゼメキス)の「道だって? これから行くところに、道は必要ない」、『ゴーストワールド』の「人間関係でつまづかない人って、バカなんだと思う」、『ムーンライズ・キングダム』(2012年・監督: ウェス・アンダーソン)の「人は誰でも過ちを犯すんだ。歴史が証明している」、『アメリカン・ギャングスター』(2007年・監督: リドリー・スコット)の「弱い奴ほど派手なことをする」、『サウンド・オブ・ミュージック』(1965年・監督: ロバート・ワイズ)の「あなたにふさわしい人生を生きなさい」といった、映画の名ゼリフが収録されています。