<ルル・ワン>監督の初来日が決定
Feb
14
『フェアウェル』では、中国を離れ海外で暮らす親戚一同が帰郷し、末期がんを患う祖母に余命を伝えるかどうか葛藤するさまが描かれています。<オークワフィナ>(31)が祖母を愛してやまない孫娘「ビリー」を演じ、<ツィ・マー>、<ダイアナ・リン>、<チャオ・シュウチェン>らがキャストに名を連ねています。
独立系映画の支援を目的にした非営利組織Film Independentが主催する 「インディペンデントスピリット賞」 では作品賞に輝き、第77回ゴールデングローブ賞のミュージカル /コメディ部門では、<オークワフィナ>が主演女優賞を獲得しています。
自身の体験をもとに脚本を書き上げた、現在36歳の<ルル・ワン>。彼女は3月18日(水)に行われるジャパンプレミア試写会に登壇する予定になっています。
「フェアウェル」は4月10日(金)より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー公開されます。
中国・北京生まれ、アメリカ育ちの<ルル・ワン>監督は、クラシック音楽のピアニストから映画監督に転身した経歴を持ちます。『ポスチュマス(原題) / Posthumous』 に続く長編第2弾となった本作は、2019年のサンダンス映画祭ドラマコンペティション部門でプレミア上映。監督は、Variety誌の「2019年に注目すべき監督10人」の一人に選出されるなど、高い評価を獲得しています。