『劇場版ポケットモンスター ココ』予告編公開
Feb
29
1998年の『劇場版 ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』から始まったシリーズ第23弾となる本作。『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』の<矢嶋哲生>監督がメガホンをとっています。物語の舞台は、よそ者は足を踏み入れることを許されない、厳しい掟で守られたポケモンたちの楽園・オコヤの森。「サトシ」と「ピカチュウ」は、「ザルード」に育てられ、自分のことをポケモンだと信じて疑わない少年「ココ」と出会います。「ココ」はポケモンなのか、それとも人間なのか。やがてオコヤの森に危機が迫り、ポケモンと人間、そして親子愛が試されます。
予告編では、森の中を人間離れした動きで飛び回り、ポケモンたちとともに木の実を食べ、木の上で居眠りをする「ココ」の生活が映されています。ポケモンとして振る舞う一方で、見た目は人間の「ココ」に対し、「本当にポケモンなのか?」という思いが芽生えていく「サトシ」。ある日、オコヤの森が危機に瀕し、仲間たちを助けていた「ココ」自身がピンチに陥ったその時、「ザルード」が現れます。「ザルード」を「父ちゃん」と呼ぶ「ココ」の姿も切り取られ、親子がたどる運命に期待が高まる映像となっています。
ポスターは、美しい夕日が差しこむオコヤの森を背景に、ザルードに頭を撫でられ照れくさそうにしている「ココ」と、親子を温かく見守る「サトシ」と「ピカチュウ」・「ホシガリス」が写し出されたほほ笑ましい構成です。頭上に広がる木の葉の間からは、幻のポケモン「セレビィ」が顔をのぞかせています。これまで、トレーナーである人間とポケモンの絆の物語を紡いできた本シリーズ。最新作では、ポケモンに育てられた「ココ」を通し、新しい絆の形が描き出されます。