リニア「L0系」の改良型試験車公開@日立製作所笠戸事業所
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公開されたのは先頭車両で長さ28メートル、幅2・9メートル、高さ3・1メートル。先頭部のノーズ(鼻)が15メートルと車体の半分以上を占めています。現行の「L0系」が山梨リニア実験線で約222万キロを走行して得たデータなどを基に改良されています。
先端部分に丸みを持たせ、ノーズに凹凸を付け、時速500キロで走行時、空気抵抗が現行より約13%下がり、消費電力や騒音の軽減が期待されます。デザインは空気の流れをイメージし濃い青のラインが入れられています。
改良型は先頭車両をノウハウが豊富で量産など製造技術も高い日立が、中間車両を日本車両製造が製造しています。新幹線の新型車両は三菱重工業も製造していましたが、JR東海と価格面で折り合わず今回の試験車から手を引いています。