下段の写真右端が<大鹿龍也>さんです
昨日26日の『神戸新聞』(朝刊)に、25年間「スマスイ」(=須磨海浜水族園)で過ごされ水族園の礎を築かれた<大鹿龍也>(47)さんが、退職される記事が出ていました。
1991年一般公募で須磨海浜水族園の飼育員になられ、2006年に神戸市役所観光交流課への移動を経て、須磨海浜水族園が指定管理施設になったのを機に2010年、神戸市役所退職。指定管理者の事業体の民間企業に再就職して「スマスイ」へ復帰。広報担当としてイベントや地域交流に力を入れられてきました。2014年より、飼育展示部へ移動され、飼育教育部長を務められていました。
このたび神戸市は民間資本を導入し築30年以上の「スマスイ」を含む海浜公園一帯を2024年春に開業を目指して リゾート化する再開発に乗り出します。完成後は無料の幼児が1800円、1300円の大人の入場料金が3100円になるとかの情報もあり、元園長(2010年~2014年)の<亀崎直樹>さんは、子供たちの夢のある水族館を資本主義の中に組み込むことに反対されています。
<大鹿>さんも<亀崎>さんと同様の考えなのか、「スマスイ」閉館に伴い退職されるようです。
退職の置き土産ではありませんが、阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた「スマスイ」ですが、須磨水族館時代の写真はあっても映像がありませんでしたので、現在の「スマスイ」の記録としての映画『スマスイ』を企画・作製され、DVDも販売されています。
名物職員さんの退職、今後の活躍の場が気になりますが、長い間、地域のためにありがとうございました。
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