米ジョンズ・ホプキンズ大学システム科学工学センター(CSSE)の集計によりますと、世界の新型コロナウイルス感染者の死者数が15日、世界全体で13万人を超えています。14日に12万人を上回ったばかりで、欧米での被害拡大が続いています。
死者は3月20日に1万人を上回って以降、増加のペースが急加速。31日に4万人を超えた後は、1~2日で1万人以上が増える状態が続いてきています。
世界保健機関(WHO)の状況報告によりますと、死者の69%は欧州地域事務所管内に集中。高齢者や既往歴がある人ほど重症化しやすいため、高齢化社会が多い欧州での被害拡大の要因となっています。
感染者は世界全体で200万人を超えています。8割は欧米に集中しており、各国の検査態勢の充実も反映し、数は増え続けています。
世界全体の感染者は2日に100万人、9日に150万人を上回りました。米ジョンズ・ホプキンズ大学システム科学工学センター(CSSE)によりますと、世界最多の60万人の感染者が確認されている米国では、ウイルス検査を312万件実施。イタリア当局によりますと、107万件の検査を行って16万人の感染者が判明しています。
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