関西で唯一、香住漁港西港(兵庫県香美町香住区若松)で水揚げされる「ベニズワイガニ」が、前年の半値を下回る安値になっているようです。新型コロナウイルス感染拡大の影響で飲食店などの需要が激減。今月末の漁期終了を前に、漁師や水産加工業者は落胆が隠せないようです。
「ベニズワイガニ」は水温の低い水深800~1500メートルに生息し、引き締まった身と強い甘みが特長。同町では「香住ガニ」と呼んでブランド化を図っています。県但馬水産事務所によりますと、昨季は1キロ当たりが過去最高の667円でした。
今季は、箱売りで初売りで1万6000円~6万円(30キロ入り)の初値がついていましたが、加工用を中心に価格が低迷。3月以降、活ガニやコンテナ1箱当たり(30キロ入り)の価格が、5100円~6300円と前年同期の半値以下に落ち込んでいます。
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Posted at 2020-05-29 15:55
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Posted at 2020-05-30 03:26
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