『ミッドナイト・エクスプレス』 ・ 『ザ・コミットメンツ』 ・ 『エビータ』などの作品で知られる英映画監督<アラン・パーカー>氏が31日死去しています。76歳でした。長く病気を患っていたといいます。
1944年2月14日ロンドン生まれ。CM監督などを経て映画界入りしました。ミュージカルを得意とし、コメディーから社会派の作品まで幅広く手掛けています。
1971年の恋愛映画『小さな恋のメロディ』(監督: ワリス・フセイン)で原作・脚本を担当後、1976年の『ダウンタウン』物語」で長編監督デビューしています。主人公の青年が異国で経験する絶望的な獄中生活を描写した『ミッドナイト・エクスプレス』(1978年)は、物議を醸しながらも高い評価を得ています。
1980年の青春映画『フェーム』は世界的にヒット。心身に傷を負った米ベトナム帰還兵同士の交流を描く『バーディ』(1984年)は、フランスのカンヌ国際映画祭で最高賞に次ぐグランプリ(大賞)を受賞しています。
1988年の『ミシシッピー・バーニング』では、米南部ミシシッピ州で1964年に起きた公民権運動家の失踪事件を扱いました。アルゼンチンの<ペロン>元大統領を支えた<エバ>夫人の激動の生涯をたどる『エビータ』(1996年)は米歌手<マドンナ>が主演し、話題を呼びました。
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