アフリカゾウ「ケニー」(画像:東山動植物園)
名古屋市の東山動植物園は10日、雌のアフリカゾウ「ケニー」(推定46歳)が死んだと発表しています。園は12日から30日までアフリカゾウ舎前に献花台を設けます。ケニア生まれで1975年11月に来園。園の歴代のアフリカゾウでは最も長い45年間を過ごし人気者でした。
東山動植物園によりますと、10日朝、元気がなく9日夕方に与えた餌が残っているのを飼育員が確認。食欲がないため獣医師が診察し、展示を中止し室内で安静にしていました。
1983年に来園し、2009年に死んだ雄の「チイ」との間で繁殖が期待されましたが、かないませんでした。「ケニー」の死で、園にはアフリカゾウがいなくなりました。
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