繁殖に成功したイヌガエルの幼体(画像:鳥羽水族館提供)
鳥羽水族館(三重県鳥羽市鳥羽3丁目)は、国内で初めて「イヌガエル」の繁殖に成功したと、このほど発表しています。約40匹がオタマジャクシから子ガエルに成長し、うち10匹を一般公開しています。
「イヌガエル」はアカガエル科で中国南部や台湾、ベトナムなどの山間部や湿地帯に広く分布しています。成体は約8センチまで成長し、「ワン」と犬のような鳴き声を発することが名前の由来とされています。
鳥羽水族館では、2013年(平成25年)8月から飼育展示を開始。昨年6月に飼育担当者が台湾を訪問した際、現地の専門家から16匹の個体を譲り受け、繁殖に向けて飼育研究していたところ7月18日に産卵を確認。
ふ化したオタマジャクシの一部が子ガエルとして成長し、8月下旬に水中から陸上へと上がったといいます。現在は成体と合わせて約55匹が館内で飼育されています。
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Posted at 2020-10-18 18:02
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Posted at 2020-10-18 19:50
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