ソフトバンク3選手に戦力外通告
Nov
26
「ソフトバンク」は26日、<加治屋蓮>投手(29)、<松田遼馬>投手(26)、<西田哲朗>内野手(29)と来季契約を結ばないと発表しています。
<加治屋蓮>はJR九州から2013年ドラフト1位で入団。2018年にセットアッパーとして72試合に登板して35ホールドポイントを挙げましたが、ここ2年は故障もあり今季6試合にとどまっています。
<松田遼馬>は、2018年途中に阪神からトレードで加入。昨年は自己最多51試合に登板しましたが、今季登板なし。
<西田哲朗>は楽天から2017年オフに移籍し、2018年に72試合に出場しただけではなく、ムードメーカーとしても貢献しました。今季は主に代走で36試合に出場しています。3人とも現役続行か引退か決断していません。
プロ野球選手が戦力外通告を受ける時は「ス-ツ姿で来てくれ」と電話で呼び出されるそうです。チームメイトに別れを告げるための正装だそうです。
今年も残念ながら100人を超す戦力外構想の選手が指名されています。他球団のトライアウトを受ける、独立リーグなどで現役を続けるなどの選択肢はあるでしょうが、多くの選手が夢を諦めてユニホームを脱ぐ時期でもあります。
<イチロー>や<藤川球児>のように限界まで野球人生を全うして引退試合を用意してもらえる選手は一握りしかいません。野球にかぎらず、引き際は難しい決断だと思いながら3選手のスーツ姿を眺めていました。