京都五花街(祇園甲部・宮川町・先斗町・祇園東・上七軒)の祇園甲部の組合は11日、20代の芸妓と10代の舞妓の計2人が、新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しています。祇園甲部組合では、10日にも芸妓3人と仕込み(舞妓見習い)1人の感染が判明しており、同組合関連の感染者数は計6人となっていました。
同組合によりますと、いずれも軽症で、舞妓は仕込みの接触者だったという。同組合は11日から、加盟するお茶屋54軒を20日まで休業することを決めています。
京都市は、これまで新型コロナの感染が判明している祇園甲部(東山区)で、芸妓ら5人が新たに感染したと13日に発表しました。同組合の感染者は計20人となりました。また、先斗町(中京区)のお茶屋関係者1人が感染したほか、祇園東(東山区)でも初めて舞妓1人の感染が確認されています。
祇園甲部組合によりますと、20代芸妓は10日に感染が公表された別の芸妓の接触者。ほかに50~70代のお茶屋関係者4人が感染し、うち1人の感染経路が分かっていません。5人はいずれも軽症か無症状だといいます。
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