ルネサンス期のイタリアの画家<ボッティチェリ>( 1445年3月1日?~1510年5月17日)が描いた肖像画が、28日に米ニューヨークで開催されたオークションで、9220万ドル(約96億3600万円)で落札されています。<ボッティチェリ>の作品としては過去最高の落札額となりました。
今回落札された「メダリオンを持つ若い男の肖像(Young Man Holding a Roundel)」は、現存する数少ないボッティチェリの肖像画の1つです。
オークションを開催した競売大手サザビーズによりますと、古典絵画の巨匠作品の落札額としては過去2番目の高さとなっています。史上最高の落札額は2017年に<レオナルド・ダビンチ>(1452年4月15日~1519年5月2日)の 「サルバトール・ムンディ(救世主)」 が記録した4億5千30万ドル(約510億円)です。
今回のオークションはオンライン形式で開催され、入札者は電話やインターネットを通じて参加しています。落札者の詳細は明らかにされていません。
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