西アフリカ・ギニアの<ラマ>保健相は13日、エボラ出血熱により国内で5年ぶりに4人が死亡したと明らかにしています。2013~16年の前回のエボラ流行はギニアで始まり、全体で1万1300人が命を落としました。
保健当局が地元メディアに語ったところでは、4人の死者が出たのは南東部ヌゼレコレ。うち1人は看護師で、1月下旬に症状を訴え、今月1日に埋葬されています。「埋葬に参加した8人が下痢、嘔吐(おうと)、出血の症状を示し、うち3人が死亡した」と説明しています。
世界保健機関(WHO)の<テドロス>事務局長は、ギニアの症例について報告を受け「確認の検査を実施中だ」と述べています。(WHO)はアフリカ中部のコンゴ(旧ザイール)でも11日、昨年11月に終息を宣言して以来3カ月ぶりとなるエボラの発生を確認しています。
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