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- 産油国、現行水準据え置き@石油輸出国機構(OPEC)
石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」は4日、テレビ会議で閣僚級会合を開き、4月の産油量を現在と同じ水準に据え置くことを決めています。
これを受け、国際石油市場では原油価格の代表的な指標となる米国産WTI先物が急騰し、昨年1月以来、約1年2カ月ぶりの高値を更新しています。
原油価格は新型コロナウイルスワクチンの普及や各国の経済対策の影響で高騰しています。原油高が進めば、ガソリン価格などを通じて日本の消費者にも影響が生じることになります。
今回の会合をめぐっては、原油相場の改善や世界経済の回復期待を背景に、金融市場では日量50万バレル程度の減産縮小を見込む模様でした。一部の国は産油量を増やしたい意向を示したようですが、最終的には現状維持となっています。
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