福島県は15日、切り花として人気のあるサトイモ科オランダカイウ属の 「カラー」 の新品種を県農業総合センター(福島県郡山市)で開発し、県のマスコットキャラクター「キビタン」を彷彿とさせる鮮やかな黄色が特長で名称を「キビタンイエロー」と決めたと発表しています。
県は2004年に新品種の開発を始めています。既存品種を掛け合わせ、花の色や形など長所が伸びるよう試験栽培を重ねました。約5000種類の掛け合わせから、最終的に特に高品質な3種類を福島1〜3号として初めての県オリジナル品種に選抜しました。
県は名称を公募し、鮮やかな黄色の3号を「キビタンイエロー」と決定しています。白地で縁が薄ピンクの1号は「はにかみ」、クリーム色の2号は「ミルキームーン」と名付けられています。
新品種は2023年ごろから市場に出回る見通しです。県産カラーのシェアは高く、東京都中央卸売市場の取扱量(2020年)は、千葉県に次いで全国2位となっています。
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Posted at 2021-03-15 19:24
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Posted at 2021-03-15 20:29
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