<エディンバラ公フィリップ殿下>死去
Apr
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殿下は、1921年6月10日、王制時代のギリシャで王室の一員として生まれました。父は国王の弟で、母は英国のビクトリア女王につながる名門の出身でした。ギリシャの王制がクーデターで倒れると、赤ん坊だった殿下は家族とともに、英軍に救出され、一家はフランスに亡命した後でばらばらになり、殿下は幼少期にフランスや英国、ドイツを転々として教育を受けています。
殿下は英国の貴族が父親代わりとなり、英海軍の士官学校に進みます。在学中、<ジョージ6世国王>の一家が士官学校を訪問した際、<エリザベス王女>の案内役を務め、なれそめとなっています。
第2次世界大戦では地中海でドイツ軍との戦闘に参加。即位前の<エリザベス王女>と1947年11月に結婚した後も軍務を続けましたが、女王の即位前に海軍での任務を終え、公務に専念しました。