<秋元才加>『鎌倉殿の13人』@NHK大河ドラマ
Jul
9
本作は、平安時代末期の源平合戦を経て鎌倉幕府を開いた「源頼朝」に全てを学び、彼の死後、激しい内部抗争の末に二代執権として幕府のかじを取った「北条義時」(小栗旬)が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描いています。
「木曽義仲」は、「源頼朝・源義経」のいとこで、武蔵(埼玉)で生まれ、信濃(長野)で育ちました。歴史に名高い倶利伽羅合戦で「火牛の計」を用い、平家の大軍を一夜のうちに壊滅させた武勇、知略に優れた人物として伝わります。そんな「義仲」と幼い頃からともに育ち、彼が挙兵すると付き従って勇敢に戦った女武将として伝わるのが「巴御前」です。
源氏初の征夷大将軍に任じられる「木曽義仲」ですが、後に「源義経」らの軍に敗れ、非業の死を遂げることになります。「木曽義仲」とともに死ぬことを願った「巴御前」は、彼に諭され泣く泣く落ち延びて天寿を全うしたとされています。