ダウ平均株価(7月30日)@終値3万4935ドル47セント
Jul
30
29日夕に四半期決算を発表したネット通販のアマゾン・ドット・コムの売上高が11四半期ぶりに市場予想を下回り、(8%)安の大幅安となり投資家心理が悪化。主力ハイテク株に売りが波及したほか、月末とあって持ち高調整の売りが景気敏感株の一角に広がりました。
ソフトウエアのマイクロソフトや顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムなど主力ハイテク株に売りが波及しています。ダウ平均の構成銘柄以外ではグーグルの親会社アルファベットとSNS(交流サイト)のフェイスブックが下げています。
30日朝発表の4~6月期決算で売上高営業利益率が低下し、7~9月期も一段の低下見通しを示した建機のキャタピラーが下落。航空機のボーイングや金融のJPモルガン・チェースなど景気敏感株が売られたほか、映画・娯楽大手のウォルト・ディズニーも下げています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落し、前日比105.586ポイント安の1万4762.678で終えています。